突然ですが、トマトって美味しいですよね。
なにやら健康にもいいらしいし、煮ても焼いてもそのまま食べても美味しい。
お弁当の彩りにも使えるし、おつまみとしても最高。
トマト優秀すぎる。
しのごの言わず今すぐにかぶりつきたい。
そして
そのトマトで美味い酒が呑みたい。
てことで、採れたてトマトを食べに熊本県玉名市まで行ってきました。
向かったのは玉名市にある「べジライズ」
全国どこでも作られているトマトなんですから、食べたくなったらスーパーに向かえばサクッと入手できます。
しかしここは熊本県。
そう
ご存じトマト生産量日本一の熊本県!!!
ちょろっと郊外へ出れば採れたてのトマトを入手できるという神環境なのです。
てことで、今回は玉名市にあるべジライズにやってきました。
ここべジライズでは、大玉トマトの「うみとまと」とミニトマトの「トマ・ランタン」を生産しています。
若き3代目の米村美城(よねむら はるき)さん。
小さい頃の夢は消防士。
農家を継ぐつもりはなかったものの、気づけば農業大学に進学し農業の面白さそしてカッコよさにどっぷりとハマったんだそう。
通常、いちご狩りならぬトマト狩りなんてやっていないんですが「なんさん採れたてが食べたい」って言ったら、仕方ねえなって了承してくれました。ありがとう米村さん。
さっそくハウスまで案内してもらいましたが、とにかく広大!敷地面積75アールあるんですって。
「ここです」
ファー――――――!!!!!
色の宝石箱やーーーーー!!!!
大玉もみっちり。
ただ身はみっちりなんですけど…なんだろう?葉っぱかな?全体的にもっとほかのトマト農園って密集してる気がしてる違和感。
ほら
スッカスカじゃない?
「いやこれわざとですよ!わざとスッカスカ!」
べジライズのトマトは「光を多く当てる」ということに特化した栽培。
その分トマトがめちゃくちゃ甘くなるんですって。また有機肥料にもこだわり、人気ECサイト「ポケットマルシェ」の野菜部門で1位を獲得するなど実はすごい農家さんなんです。
人気の「トマ・ランタン」の品種はアイコ。実は個人的にあんまりアイコ皮が固くて好きじゃなかったんですが、ここのトマ・ランタンは一味違います。
あんなに苦手だった皮部分がめちゃくちゃ甘い!もう野菜というよりもメロン食べてるんじゃないかってくらい。
そのあとに柔らかい部分の酸味がくるので、後味爽やか。
気づけば一気に3個食いし…
それでも足りなかったので、もう箱買いしちゃいました!
玉名のトマトは同じ玉名の花の香の酒に合うんじゃないか説
もうとにかく美味しいトマトたち。
そこで、おすすめの食べ方を米村さんに伺ったところ
「おすすめの食べ方は、ミニトマトはそのまんま。大玉はアヒージョですね」
なるほど。そのまんま。
じゃこのままミニトマト持っていって「これにあうお酒ください」って言えばいいなと賢い私はすぐに悟ったので…
その足で向かいました。
熊本県玉名市和水町にある花の香へ。
相変わらずモダンな造りで美術館のよう。
「突然ですが、とても美味しいトマトを同じ玉名で見つけました。きっと同じ地域で採れた地元の野菜は地酒にも合うと信じています。つまり、これに合うお酒をください」
「なるほど」
ふむ
「美味しい!最後の酸味が効いてる!」
「でしょ!?甘いだけじゃなくて!さあこのトマトに合う花の香のお酒はどれでしょうか?」
しばらく悩んだあとに、玉利さんが取り出したのが
純米大吟醸 桜花 花の香。
「トマトの酸味、そして旨味を存分に引き出すことができ、なおかつ純米大吟醸の豊かな風味も存分に味わえるかと」
それでは早速いただいてみましょう。
あうわ!
さすが顧問。初見のトマトでも的確にあうお酒を選んでくれました。
ギリギリまで「どっちかなー」と迷っていた「にごり」は
おすすめしてもらったトマトのアヒージョにピッタリでした!
べジライズ特製トマトのアヒージョレシピはこちら
結論:やっぱりその土地の美味しいものとお酒は合う
まあ合わないはずがないとは思ってましたが、ここまでマッチングするとは予想外でした。
様々なお酒のおつまみレシピってありますけども、面倒なのは心が折れてしまいがち。素材そのものの味を美味しく引き出すシンプルかつベストな組み合わせを今後もご紹介していきたいと思います!
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えーくらい編集長。
得意なことはハエ叩きです。